- 2007年6月27日 23:49
- web
総覧性。
雑誌の場合はもちろん、実用書も、この「総覧性」がある。
「ウェブで“ラグジュアリー”のメディアを作る」–zino発行人岸田一郎氏:インタビュー – CNET Japan
雑誌のメリットは総覧性です。車にしか興味のなかった人が、ふとサングラスの記事に目を止めて、たまたま読んでみたら“いいじゃない”と思って購買する。そういった可能性がある。
ここ最近、企画でブログと書籍を連動させようと考えることが多いけど、それぞれのメディアの特徴があり、クロスメディアって、人によってかなり定義が違うような気がする。紙とウェブ、テレビとウェブなど、組み合わせ以外の面でも。まだまだ、過渡期なんだなと思うことしばしば。
バカみたいに売れたケータイ小説も、普段から小説を読むような人には、総スカンくらってた。実際紙面も、あんなんじゃ編集者仕事してないやん、って思ったし。結局、ケータイ小説は、ケータイ小説を読んでいた人が買ったことと、何これ?と思った普段本を買わない人がかったから、売れた。
自分が担当した書籍でも、blog で発見してから書籍にしたものもあるけど、blog の内容をそのまま使うことはなかったし、かなりの部分でアナログ作業を入れている。そもそも、横書きのウェブを、縦書きした時点で、まったく違ったものになるのは、当たり前だけど。。。
それで、実際、ウェブで仕掛けたもの(ウェブで先だしして、あとから書籍を出したもの)は、自分自身で経験してみたけど、失敗した。難しい。でも、コンテンツ次第かもしれない。
で、総覧性。
結局、紙媒体は、この総覧性という「閲覧方法」に、「現状」ではウェブよりも有用性があると思っている。もちろん、クリックひとつで、ウェブもページを飛ばすことができるが、ITリテラシーのある人(IEでなくfirefoxやSleipnirなどのブラウザを使っていたり、ショートカットばりばり使えたりする人)以外には、いまだに紙媒体が有効である。
でも、いまの高校生に聞いたら、ケータイなんだろうな。きっと。
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