ブログのシステムをいじる

あれやこれと、やらないといけないことが多いけど、できるだけ自分の時間を新しい企画を立てるため確保したい。そんな頭をリフレッシュするために、ブログの設定をいろいろいじったところ、不具合が出てる。

MT をメインに使っていたけど、今年に入り、企画のために、WordPress に移行した。
プラグインはたくさんあるし、自分で CSS をいじらないでも、テンプレートによさげなものがあったので、WP に。
なんといっても、テンプレートの管理が、CSS の素人でもわかりやすい。

当初、カスタマイズしまくったが、結局は、デフォルトで使うのがいちばんよく、エントリーも ecto で更新するのが、理想的かなということで、昨日の段階では落ち着く。

企画のためとはいえ、いろいろカスタマイズしていくのが、ちょっとした息抜きになった。
それよりも、来週入稿の原稿を書き上げなければいけない。今年の冬休みにでも、WPのバージョンアップか、MT4を改めていじってみて、最終的にどちらを使うか、もう一回検討してみよう。

つい先日、下記書籍を企画担当。見本誌が明日には手元に。売れるといいな。企画の立ち上げと、最初と最後のみ、チェックさせてもらったが、MT4でいちばん新しい書籍になるかと思われる。MTのリリースが遅れたので、それに伴い、発刊も2カ月ほど遅れてしまったのたのだけど。。。

Movable Type WEBデザインの新しいルール
Movable Type WEBデザインの新しいルール 荒木 勇次郎/松永 英明

翔泳社 2007-10-17
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入門者向けだけど、MT4をこれから導入しようかと思っている方にオススメ。

著者の荒木さんは「小粋空間」を運営されている。最初に会ったのは、日曜日の昼下がり。書籍を執筆するのは、はじめてということだったけど、WebSite Design の原稿と、日頃からWebのコンテンツを見ていて、「ぜひMT本書きませんか?」ということになり、版元に提案した。当初は別版元で「Serene Bach」本を書いてもらうことでお願いしていたが、結局はMT本。

いろいろ経緯はあるが、何より書籍執筆経験がない中で、有休を取ってまで校正をかけてもらったことに感謝せずにはいられない。

共著の松永さんは、ベテランライターさん。執筆は豊富だし、はやくからMTを含め、ネットの中での存在感は、一定の位置のある人なので、その融合は、結果的にはよかったかと思っている。担当者的には、かなり苦労されていたのだけど。

何よりも、社内の若手ホープのH田くんに、メインの作業担当を行ってもらい、自分はゲラをたまに見るくらいだった。MT4の新刊として、これからブログを自分でやってみようかと思っている人に読んでもらえると、光栄です。

「売れ残った本」半額に 出版社17社、ネットで本格販売

何かのfeed(はてブかな)で見て、あとで読むにしていたら、著者のblogで、ブニィとあったので、あらためて読む。

はてなブックマーク - asahi.com:「売れ残った本」半額に 出版社17社、ネットで本格販売 - 出版ニュース - BOOK

これを読んで思うことは、版元の現場担当者レベルは、こんな内容は、ほとんどスルー。
デスク~編集長以上にならんと、気にならんのではないかと思う。POSのデータなんかの数字も見てないだろうし。

ボクの場合は、営業の人に在庫の数字教えて~とよく話を聞きにいったし、新刊出したとき、営業の人に書籍の内容説明と、セールストークを書いた紙とかをくばったこともある。営業にも、同行した。そんとき(4年ほど前)、在庫まできちんと見てる現場の一編集担当者は、そんな多くないみたいだった。
#と販売営業の人がいってた。

はてブのコメントで気になったものは、

• 出版社だけでこういう事はやるべきじゃない。販売店も巻き込まないと。
• 独特な出版業界の流通を理解できてもいないが、安く買えて倉庫に眠る本が減るのであれば良い事だと思う。

かな。やりたいけど、版元もがんじがらめ。
販売店を巻き込むにも、悪の枢軸である取次(版元にとっては銀行)をどうにかせんとだめ。大手版元は、取次の株主でもあるので、一蓮托生。版元の倉庫も、返品調整で、取次に振り回されているみたいだし。

結局、どの業界でも、中間の流通次第。コンビニやスーパーはすでにPBでしているし、ユニクロもそうだけど、流通コストが製造コスト以上にかかるから、中抜きをする。

  • 一部の本はPDFで展開してもらえるとうれしいのですが
  • 安けりゃ買うってもんでもないしなぁ

この2つのコメントを並べるとおもろい。PDFで書籍(コンテンツ)を販売しているが、あまり知られていない。いまのところがんばっている版元でも、100タイトル以上出していても、月の売上は百万にも満たないと聞く。ほんとウン十万いけばいいほうだど。定価も書籍の7掛けだけど、売れない。
#7掛けというのが、中途半端だと思うけど。

そんな中で、37signalsのPDF Bookが、ずっと前に自社でPDFを売ったら、2万部売れたみたい。
http://gettingreal.37signals.com/
19ドルだから、2300円弱。こんなの、日本ではほぼ皆無。売上を単純計算すると、4,600万か。ありえん。紙の本でも、最近、こんな売上あがってない。これって、流通コストゼロなので、売上額が、ほぼ粗利。

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頭を冷やすには大崎善生

語りおこし書籍を3冊同時進行するのは、今回が初めて。角度が違う、いや濃さが違うので、それぞれいろいろな意味でおもしろい。

今週集中して3日間、都合10時間以上に渡ったインタビューは、久しぶりにワクワク。想像以上に濃すぎて、とても1冊に収まらない。自分の頭の中でもやもやしていたことが、次々リンクしていく感じ。12月頭には発売させるので、これからが怒濤になるけど、はやく形にして、世の中に問いたい!って思い。

その前に、週末中に1冊、仕上げがまっているので、一度頭を切り換えないといけない。。。

そんなときは、大崎善生。9時も過ぎたときの定番コース、新宿ブックファースト。今週の新文化に新刊の案内が載っていた『スワンソング』を購入。

この2ヶ月くらい、頭を切り換えるときは、この人を読んでるな。男が書く恋愛小説って、客観的にみたらキモい。タイトル買いした『ロックンロール』の文庫以来、続けて6冊読んだ。7冊目なので、確実にはまってるな。その前にはまっていた山本文緒もそうだが、続けて青春・恋愛系?の作家を読んでるのは、やっぱりキモい。確実に癒しを求めているモードだ。いろいろ整理ついたら、気分転換しないと。

とりあえず、眠くなるまでこれから読もう。

スワンソング
スワンソング 大崎 善生

角川書店 2007-09
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将棋の打つ手を考えるように文章を綴る

学生のとき、ヨーロッパを20日間、7カ国旅行した。そのときに、確かドナウ川を見たはずである。

ただ、10年以上も前の記憶って、写真などをみないと戻ってこない。人間の記憶って、いい加減なものだ。現場にいくことをのぞけば。

なんだか、ドナウ川を、もう一度見たくなった。

そこそこボリュームがあり、集中的に読めなかったので、3日かかって、今読み終わる。大崎善生の『ドナウよ、静かに流れよ』

この話は、発刊からかなり時間がたっていることもあり、ググってみても、いろんな書評が読める。あるサイトにたどりつく。2ちゃんだけど。

心中した指揮者って誰?

この話はオンタイムでも話題になっていたことを知る。ネットってすごいなーと、と同時に、何でもいいから情報をネットに上げておくと、いつか、きっと、誰かにとって、何かしらの興味を引くコンテンツになるんだろうなと思った。たとえ、いろいろ問題のある2ちゃんであっても。

それにしても、この書籍、何ともいえない気持ちになる。途中から、ノンフィクションなのか、小説なのか、わからない、そんな気分。

渡辺日実という女性が、ドナウで亡くなる過程を死後、逆からたどる話ではあるが、大崎善生の筆力というか作家のイマジネーションが加わり、この書籍の中でも本人が語っているが、単なるノンフィクションではなく、リアルな、ある一人の女性の恋愛小説に仕上がっている。・・・表現力がない説明だな。

この書籍の取材・執筆を通して、「ロックンロール」をはじめ、大崎善生の小説が生まれてるんだなーと、思った次第。

とても言葉を大切にする作家であり、将棋世界の編集長という肩書きから想像できない(やっぱり人に肩書きがあると目が曇る)文章構築力、読ませるチカラのある人だなと、小説だけではわからなかった一面を感じた。

で、想像してみた。将棋の世界って、経験と知恵を駆使し、ありとあらゆる攻めてを考え想像し、数手に絞りきり、最後に打つ手を決める。ときには何時間もかけて・・・と、以前、羽生善治の新書で読んだことがある。

大崎善生は、そんな将棋の世界を長く見て、作家に転向。きっと文章を書くときに、将棋の打つ手を考えるように、文章を綴っているのかなーと、想像する。

筆力があり、うまい文章書くなと思う人が多くいる中で、久しぶりにはまってよかったなと思える作家である。

今後も、追っかけて読んでいこ。

はまってしまい大人読み

いつものパターンだけど、大崎善夫にはまってしまった。

先週の金曜日に『ロックンロール』を読み、おもろくなり、『パイロットフィッシュ』『アジアンタムブルー』と月曜日に読んでしまい、今日の出勤前に駅中で『ドナウよ、静かに流れよ』を買い、帰宅帰りに『孤独か、それに等しいもの』『九月の四分の一』を購入。
#すべて、文庫ってところが、小市民だけど。。。ついでに、石持浅海の『水の迷宮』も購入。

この間は山本文緒、その前は石持浅海、その前は荻原浩、その前は伊坂幸太郎。

この半年、比較的、最近の作家、とくに自分の中では、山本文緒みたいな、女性向けの作家に、久しぶりにはまる。大崎善夫も、どちらかといえば、女性読者が多そうな感じもするし、恋愛小説は、まさに恋愛中な人が読むことが多そう。

恋愛小説を読むと、恋愛していたときを思い出す。特に大学生時代。いいなー、戻りたいなー、せつなむずかゆい気分になるなー・・・などと、いろいろ郷愁にかられる。

若いとき、可処分時間がたんまりあるときは、可処分所得はないわけで、三十路を越えたら可処分所得はそれなりにあるが、可処分時間はないわけで。

恋愛って、可処分時間がないと、集中できないなーて思う。合コンなどは、恋愛ではないし、本気の恋愛って、時間がないとできない、と自分は思う。

そう考えたら、定年退職した人たちは、両方を持つので、熟年層の恋愛小説って、今後はやるかもね。昔はやったW不倫的なものでなく、もっと普通の恋愛もの。

ま、自分でそれを行うためには、いろいろハードルがある。
たとえば、そもそも恋愛対象になる”いけてる大人”になっていて、結婚もし、子供も離れ、浮気なんぞ関係ないっていう夫婦とも自由な関係であれば、年くっても、恋愛ができるかな。

これって、ハードル高いのかしら。ちょい妄想。

本を読む場所

いつから”読書”をするようになったのだろう。。。

自分がいちばん読む場所は、電車の中。iPodで音楽を聴きながら読むのがいちばん多くて、貴重な時間である。

読む本はいろいろ。小説だったり、ビジネス書だったり、啓蒙書だったり。。。でも、電車の中でいちばん読めるのは、自分の場合、ビジネス書かな。
電車って、なんかビジネスモードだったりする。なんだか、切ないけど。純日本人、働きマンみたいな感じ。

次に読む場所は、寝る場所。ベッドの上だったり、畳の布団だったり、寝るタイミング。そこで読むのは、小説か哲学書系が多い。

3番目に読む場所は、サテン。サテンで読むものは、特に決まっていない。ひたすら、時間をつぶす目的で読んでいることが多い。もしくは、現実逃避。

読書もTPOってあるのかな。乱読派の自分は、場所によって、読む本のパターンがだいたい決まっていけるど。この間の夏休み、はじめて意識的に、読む場所と読む本を変えてみた。

電車(長野から名古屋に抜けるため)に5時間ばかし揺られて読書していたが、そこで読んでいたものは、小説と哲学書。普段、寝る前の緊張感をなくすために、読むことが多い小説であるが、思いっきり時間があるので、小説と哲学書を読んでみた。通勤電車で、小説を読むときと、ひと味違う。

旅するときに、読む本って、選ぶのが難しい。乱読派で、同じ本を何度もあまり読まない自分にとっては、”これ”っていうものがない。

一生掛けて、何度も読み返す本。それを見つけておくのも、旅の秘訣かなと、夏休みで電車にのって、改めて思った次第。

Jeff Beck

大崎善生を読んでいて、Jeff Beckの”Cause We Ended As Love”が出てくる。渋すぎ。
Led Zeppelinも。ブリティッシュロック好きなのね。大崎善夫。

大崎善生

ロックンロール
パイロットフィッシュ
これから
アジアンタムブルー

村上春樹を高校生のときに読んだ感覚に近い。三十路ゾーンにいると、なぜか感傷深くなる。というか、今の自分の精神状態が、こういうモノを求めているのだろう。

大崎善生と平行して、池田晶子を読んでいるが、何か共通点を感じる。記憶と今。大崎善生は記憶、池田晶子は今。

今を生きることとは、過去があって今がある。過去を振り返るのは、今があるから。
なぜか、そんなことを考えてしまう。

何もする気にならない日。何もしない(といっても本を読み、メシを食うことはしているけど)日。非常に贅沢な可処分時間。
でも、考えることで、それなりに脳の中は忙しい。

ロックな親父 + エグザイルス = ロバート・ハリス

J-waveのナビゲータで、いつも語っている内容が、オサレで渋いナーと思っていたが、たまたま書店で見つけて、近くのドトールで1時間で読む。

ワイルド・アット・ハート 眠ってしまった冒険者たちへ

ワイルド・アット・ハート 眠ってしまった冒険者たちへ

ロバート・ハリス

東洋経済新報社 2007-07-20

売り上げランキング : 1443

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はじめに、団塊の世代に向けて書いているとあったが、ロバートハリスが団塊の世代だとは知らなかった。40代後半の人かなーと、勝手に思っていた。内容を読んでみても、若い。

読み進めると、これまた自分と同じ病気になっていたと知る。

吉田拓郎も鬱病だと前にニュースになっていたが、著名な人も最近は、隠さないのね。

で、団塊世代に読んでもらいたい、副題の「眠ってしまった冒険者たち」とあるが、20代から30代、40代が読んでも、いける口の書籍である。

感情の流れが悪くなったら、「人間、落ち込むときは気の済むまで落ち込めばいい。でも、落ち込んだことに対して落ち込んではいけない。」とある。オシムの
ような哲学的表現であるが、「自分がどれくらいものを知らないかを起点すると、頭はどんどん柔軟になっていく。」とあった。

これこそ、まさに今の自分にぴったりな表現だと思う。

女の尻を追いかけ、知的好奇心さえ失わず、いまもっているものをすべて捨ててでも、1からやり直せば、それでいいじゃないかって。男でも惚れるね。この人。

だぁり~と思っていても、周りを気にして、ひとより早く情報を仕入れないととか、勝ち組、負け組などと表層的な出来事に振り回されている自分があったりするが、そんなもんくそ食らえと思う。でも、まだまだだけど。

この人が、どんな苦労をしてきたのか、文章でしか知ることができないけど、きっとひどい、やばいこともやったんだろうなと思う。それを反省する意味もあっ
て書いたのかな。それとも、団塊の同世代のくさった野郎に向けて、もっと自分を好きになって、やることやろうぜ!的なことを、いろいろ言いたかったのか
な。

背広組を笑っているのは、共感。やっぱり、自分を解放しなくては。

バリ島に行きたく、旅に出たくなる書籍である。

自分に正直な人、自分を本当に好きな人、自分をあきらめない人は、やっぱり強い。

山本文緒にはまる男子

三十路男子が山本文緒にはまる。同じ病気を持ち、この書籍が復活第一弾とはしらなかった。1カ月ほど前に、ジャケ買い。カバーにひねりあり、amazonでは帯なしだけど、シアンの帯がきれい。

再婚生活

再婚生活

山本 文緒

角川書店 2007-06

売り上げランキング : 3074

おすすめ平均 star

star人 ひとり・・・

star正直すぎる告白

starえらい人

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たしか中吊りで白いくすりの写真と「ごめんよ、私の体。こんなに悪くして。」とあわせたキャッチがあり、うろ覚えで書店に。小説ではなく、これはエッセイ。でも、おもろい。直木賞をとった人だとは知っていたが、女子が読むジャンルを書く人と、自分の中で思っていて、まったく著作物は読んでいなかった。

相方を「王子」と呼ぶことに、なんとなく違和感、むずがゆさはあったけど。「プラナリア」と「恋愛中毒」と賞を取ったものを読んではまる。本をわりと読む女の子に聞くと読んでる、おもしろいよーって、聞いた。で、自分も、両作品とも読了後、感傷に浸り、ちょい涙する。「恋愛中毒」は、タイトルにある「中毒」の意味が途中までわからなかったが、最後で騙されていたと気づく。ある種、女の怖さを感じる。

自分は、主人公ような女性が見分け付くがどうかわからない。女性作家は、幸田真音や高村薫、桐野夏生のミステリー硬派な作家と、塩野七生、吉本ばななくらいで(林真理子は昔読んだかな)、いわゆる女性的な作家の書籍は読んでいなかった。女性作家は、恋愛中や失恋中、離婚協議中な状態で読むと、男子にもささるかもしれない。

おもしろいと感じたのは、そのときの精神状態がすべてなのか・・・山本文緒を知らない男子は、一度、読むことをおすすめする。男子、女子とわけるのもなんだけど。

ジャケ買い - やっぱり鈴木成一デザインだった

久々の本のジャケ買い。

『求めない』 加島祥造
『求めない』 加島祥造 加島 祥造

小学館 2007-06-29
売り上げランキング : 287

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amazonじゃ、帯が付いてないけど。「すると、何かが変わる。」と一文が入っている。
CDサイズ。上質紙で、品がもよい。表紙はマットPPではないが、コート加工はしている。

著者は誰かまったく知らなかった人。

本文は、基本パターン2行。かなり大胆な紙面使い。
頭とおしりのみ、エッセイ。

これを判型、内容で、編集・営業会議での発刊するプロセスを想像する。

1)営業
 どの棚におけばいいですか?詩集?それともビジネス・啓蒙書?哲学書?
 だれに向けて売るのか、わからないので、編集のほうで決めてください。

2)編集担当者
 鈴木成一デザイン室にたのめば、売れるものにしてくれるはず。
 でも、初版は6000部でお願いします。(原価計算上の想像)

3)著者
 世の中の若い人に、これまでの自分の思いを、ただただ綴り、素直な気持ちを伝えたい。
 それができれば、本望である。(年齢が84歳なので、想像)

それにしても、この著者と編集者の出会い方がわからない。典型的な、逆企画書が作れないタイプの書籍。
どうやって、この本を発刊するまでにいたったのか。その想像力が、自分には足りない。

 

ウェブで“ラグジュアリー”のメディアを作る

総覧性。

雑誌の場合はもちろん、実用書も、この「総覧性」がある。

「ウェブで“ラグジュアリー”のメディアを作る」–zino発行人岸田一郎氏:インタビュー - CNET Japan
雑誌のメリットは総覧性です。車にしか興味のなかった人が、ふとサングラスの記事に目を止めて、たまたま読んでみたら“いいじゃない”と思って購買する。そういった可能性がある。

ここ最近、企画でブログと書籍を連動させようと考えることが多いけど、それぞれのメディアの特徴があり、クロスメディアって、人によってかなり定義が違うような気がする。紙とウェブ、テレビとウェブなど、組み合わせ以外の面でも。まだまだ、過渡期なんだなと思うことしばしば。

バカみたいに売れたケータイ小説も、普段から小説を読むような人には、総スカンくらってた。実際紙面も、あんなんじゃ編集者仕事してないやん、って思ったし。結局、ケータイ小説は、ケータイ小説を読んでいた人が買ったことと、何これ?と思った普段本を買わない人がかったから、売れた。

自分が担当した書籍でも、blog で発見してから書籍にしたものもあるけど、blog の内容をそのまま使うことはなかったし、かなりの部分でアナログ作業を入れている。そもそも、横書きのウェブを、縦書きした時点で、まったく違ったものになるのは、当たり前だけど。。。

それで、実際、ウェブで仕掛けたもの(ウェブで先だしして、あとから書籍を出したもの)は、自分自身で経験してみたけど、失敗した。難しい。でも、コンテンツ次第かもしれない。

で、総覧性。

結局、紙媒体は、この総覧性という「閲覧方法」に、「現状」ではウェブよりも有用性があると思っている。もちろん、クリックひとつで、ウェブもページを飛ばすことができるが、ITリテラシーのある人(IEでなくfirefoxやSleipnirなどのブラウザを使っていたり、ショートカットばりばり使えたりする人)以外には、いまだに紙媒体が有効である。

でも、いまの高校生に聞いたら、ケータイなんだろうな。きっと。

クロスメディアって、つまるところ何

クロスメディアの定義がまだ理解できない。

クロスメディア・パブリッシング
という会社もあるくらいだし、2003年あたりから、散々言葉としていわれているのが、本当の意味でまだわかっていない。

で、自分なりの解釈でクロスメディアを定義していみると

  1. 紙媒体とウェブ媒体の融合
  2. ウェブ媒体から紙媒体への落とし込み
  3. 雑誌などの広告媒体とテレビCMなどの連携
  4. マスとウェブの連携
  5. ウェブツールとその他媒体との連携
  6. 携帯電話でのネット活用とウェブサービスの連携

ただし、コンテンツから課金するECシステムが確立しなければ、商売、ビジネスとしての実現性も低いだろう。

上記内容はかぶることもあるが、このようなものが、クロスメディアの範疇なのか。
この中に、具体的にいままで語られていたPDFなどの電子書籍などは含まれていない。

電子書籍は、バカ高いデバイスに依存することが多くまた、ツール類をローカルにインストールして、使うものが多いので、自分が理想とするクロスメディアに入れていない。もう古いので。

いま、いちばんホットな商売としてなりたつのは、携帯電話とウェブサービスのマッシュアップなのかと、最近思うようになってきた。いちばんの理由は、ユビキタス。

いつでも、どこでも持ち歩け、PDAのようにツール以上に、携帯電話が普及している。とくに日本で。
PCを手持ちしなくても、PDAを手持ちしなくても、携帯電話を持ち歩かないで外出ことは、この3年ほどはない。それほど、携帯電話は、生活を大きく変えている。

そう考えると、携帯電話に、ウェブの閲覧、動画の閲覧、PDFの閲覧、地デジ、GPSなどの環境が整っていくなか、電子書籍ネタで以前から語られているクロスメディアは、あきらかにPCから携帯に移行していると、日々感じる。

切り口、視点を変えると、任天堂DSがいちばん、クロスメディアに適している媒体になりつつあるとも思う。国民機として、電車の中で携帯電話の次に使われている電子デバイスは、任天堂DSが圧倒的に見かけるようになった。特に女性でも多いように感じる。出荷台数、12000台。100人に1台。国民機と言われているデバイスは、携帯以外のデバイスで見られない。小学生などの普及率は、圧倒的なよう。クラスでもっていない人を探すほうがすくないらしい。たしかに、ファミレスや、子供が多い場所で、DSをもっている子供が多い。きくところによると、もっていないと、会話についていけないと聞いた。以上な感じもする。一方にシニア層にも受け手いる。これは、脳トレブームのお陰だろう。

キャリアと任天堂が、このクロスメディア市場を牽引していくることが、現段階ではいちばん近く感じる。

そう思うと、日本特有の漫画は、クロスメディアが発展するキラーコンテンツになってきているのはないかと思う。そのうち、DS906iなどは、出てきそう。ま、ドコモと任天堂はあまりよい関係だと聞いてはいないが。

で、クロスメディア。

前にいた会社の社長は、2012年には紙はなくなると予言していた。雑誌や書籍に、CD-ROMがつくのは当たり前だと、10年近く前からいっていた。予言がいつもあたっているので、何となく来そうな気もする。

クロスメディアも、しょせんはコンテンツオリエンティッド。優良なコンテンツなくして、デバイスは普及しない。コンテンツに左右されるのは、みなの認識であると思われる。

ソフトウェア(ここでの定義はコンテンツ)さえ、キラーなものはあれば、ハードウェアはあとからついてくる気がしてならない。そのときは、Appleのような、ユーザーインターフェイスとハードウェア、ソフトウェア、そしてなりよりも、所有者の心をくすぐるブランドイメージとプロモーション。
この4つのがうまいタイミングで融合すれば、それがクロスメディアの1つの回答だと、いまいまは思っている。ソニーはいつもいいせんをいっていたが、久夛良木氏がぶっ壊した。

クロスメディアはどうなるのか。それを享受できる可能性のあるiPhoneの登場で、市場はかわるのかな。クロスメディアをどう感じ、どんな未来予想図が描けるのだろうか。

自分自身もその末端で仕事しているので、提言できるキーワードを探している。おもしろいことを考えているプログラマーと組むことができれば、きっと新しいクロスメディアが見えてくるのかな。

まだまだ研究したこと、山積である。

【今日の書籍】オシムがまだ語っていないことなど

タイトル買い。

オシムがまだ語っていないこと
オシムがまだ語っていないこと
朝日新聞社出版局 2007-06-11
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前から買おうと思っていたけど、近くの書店になかったので、新宿で。

あのころの未来―星新一の預言
あのころの未来―星新一の預言 最相 葉月

新潮社 2005-08
売り上げランキング : 4414

おすすめ平均 star
starなんといふ空疎な
star現在が未来なんですね
star科学技術、人類の未来に対する啓蒙エッセイ集

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最近のマイブーム、フリーメイソン。「石の扉」って本を読んでから、秘密結社に興味あり。

秘密結社の世界史
秘密結社の世界史 海野 弘

平凡社 2006-03-11
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GAINT KILLING は ビジネス書

久々におもろい、サッカー漫画。

GIANT KILLING 1 (1)
GIANT KILLING 1 (1) 綱本 将也 ツジトモ

講談社 2007-04-23
売り上げランキング : 2975

おすすめ平均 star
starサッカー監督漫画…ツジトモの絵がまたよい!
starサッカーの新たな魅力を開拓
starサッカー好きにはたまらない!

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子供にひたすらキャプテン翼を読ませて、洗脳している。やっと、共通レベルで会話が成立するようになった。困ったことに、相手のほうが、リアルで知識を吸収しているので、20年も前に読んだ漫画のキャラやストーリーを、そもそも覚えているわけがない。

ふと、最近のサッカー漫画が気になり、普段コミックは読まなくなっていたが、単行本が出ていたのでかってみた。想像以上に、わくわくした。コーチングとリーダーシップ、戦術。あとは、選手を信頼して任せる。結果を出して、地元の人(お客様)に愛されること。まったく、ビジネス書に書かれている内容。

やっぱり、小さいところが大きなところに勝つ。手垢がついたストーリーだけど、監督目線から書かれてサッカー漫画がなかっただけに、今後のちょっと楽しみ。
でも、単行本になってからしか、買わないと思うけど。